エイケ・バチスタのプロフィール of ENCONTRO




Eike Batista 2 Governo de Minas Gerais.jpgBy Governo de Minas Gerais

エイケ・バチスタ ー Eike Batista


 ミナスジェライス州出身のエイケ・バチスタ氏はブラジルの実業家の間でリーダー的存在といえる。

 革命的で斬新なスタイルで投資家を引きつける魅力と才能の持ち主。

 その手腕で成功を成し、ブラジルでトップの実業家を誇っている。

 EBXグループは鉱山作業、物流、石油の事業を展開し、その資産総額はおよそ436億ドルにものぼる。

 バチスタ氏は、グループ全体で株価不安定の影響で多少の資産下落はあったものの、長年ブラジル一の富豪家の地位にいるとともに、2012年度のフォーブス誌のランキングでは、世界で7位となった。

 バチスタ氏は1956年11月3日生まれ。ミナスジェライス州ゴベルナドールバラダエスで出生。

 父親は鉱山労働大臣で元バーレー・ド・リオ・ドーセ社社長を務めたエリエーゼル・バチスタ氏。

 母親はドイツ生まれで、母親から厳しい規律や道徳を叩き込まれたことが今の実業家としての基礎を成していると振り返っている。

 子ども時代は父親の都合でドイツ、ベルギー、スイスで生活。バチスタ氏は18歳の時に、ドイツで保険の仲介人として始めて経営に携る。

 21歳の時に、マットグロッソ州で金・ダイヤモンド売買の会社を設立しキャリアをスタート。開業から1年半で約600万ドルの売り上げたという。

 1985年、カナダの鉱山作業会社トレージャー・バレー社の買収によって転機が訪れる。これが、後にグループEBXの最初の会社となるTVXだ。

 2012年現在で代表を務めるEBXグループは6つのグループ企業がサンパウロ証券取引所(Bovespa)に上場。2011年度に157億ドルの投資を行っている。

 2012年、セスタンテ出版社より自伝書“クエスチオンのX”を発表。本編ではご自身の生い立ち、今までの経歴を綴っている。


バチスタ氏が回答した、“PEQUENAS EMPRESAS &GRANDES NEGOCIOS”誌(2013年2月)の特別インタビューをご紹介します。



Q:どうやって成功した実業家になりますか?

A:ビジネスでは常に一歩先をみる要領が必要。事業とは日々改善、欠点を見抜き、コストを押さえ、ベストを尽くす。

Q:いいリーダーになるため、必要不可欠なものは何ですか?

A:資格、マナーと努力が必要。常に社会、人類、経済、法律と環境、あらゆる分野において360度の視野で状況を把握し、行動を起こさなければなりません。しっかり働き、汗をかき、他人と違うものを生み、質のいいサービスと商品を提供することです。

Q:ブラジル人事業家をどう評価しますか?

A:彼らは非常に想像力豊かです。でも、もっとイノベーション、投資、人材教育の向上にフォーカスし、それに最も大事なのは感情的にならないこと。ブラジルは大きなポテンシャルを持ち、ビジネス投資するには適している環境を持っています。現在は雇用率が上昇していますし、国内市場は熟しています。足元を見ながら、責任を持ち積極的に投資すべきです。

Q:ブラジルには何が足りないですか?

A:もっと国の発展に貢献してくれる実業家が必要です。経済面だけでなく、生活している環境、社会にも目を向けるべきだと私は考えます。私の母親はドイツ人の考えで育てられました。実業家として模範になり、次の世代に伝えなければなりません。

Photo by Eduardo Amorim