世界遺産 ボン・ジェズス・ド・コンゴーニャスの聖域 of ENCONTRO




congonhas2.pngPhoto by Alexandre Campbell

ボン・ジェズス・ド・コンゴーニャスの聖域

場所: ミナス・ジェライス州コンゴーニャス
登録年:1985年
登録区分:文化遺産
遺産名:Sanctuary of Bom Jesus do Congonhas





 州都ベロ・オリゾンテから南に90Kmほどの山間の街コンゴーニャスにあるボン・ジェズス・デ・マトジーニョス聖堂は18世紀にミナスのゴールドラッシュで成功したポルトガル人フェリシアーノ・メンデスによって建立された教会ですが、今日この教会がユネスコ世界遺産となった大きな理由は、この聖堂にあるブラジルが生んだ天才芸術家アレイジャジーニョの数々の傑作によるものと言えます。
 アレイジャジーニョは同時代この地方にポルトガル人の建築家の父と黒人奴隷の母との間に生まれた彫刻・建築・芸術家で、幼いころより有名な建築・彫刻家であった父や伯父につき技術を磨き、やがてその才能は「ブラジルのミケランジェロ」として遠くヨーロッパまで知られます。
 しかしその頃の彼はハンセン病に冒され手足が変形し自由が利かなくなり始め、これが名前の「アレイジャジーニョ(ちいさなかたわもの)」のもととなりました。
 晩年には弟子にノミを腕に結わい付けてもらい創作に没頭したと言われるアレイジャジーニョは、オウロ・プレットを中心に数々の傑作を残しましたが、その中でもこの教会の入り口にある12体の預言者像と教会の下の5つのチャペル内にあるキリスト受難の図の木造は最高傑作に数えられ、その彫刻の数や規模が大きい事と歴史的な価値から1985年にユネスコ世界遺産への登録がなされました。
 行き方:ベロ・オリゾンテからバスで1時間30分、オウロ・プレットからバスで30分ほど。

congonhas1.pngPhoto by Christian Knepper / Embratur

congonhas3.pngPhoto by Alexandre Campbell

congonhas5.pngPhoto by Alexandre Campbell