世界遺産 サンクリストヴァンのサンフランシスコ広場 of ENCONTRO




saocristovao.jpgPhoto by Governo De Sergipe

サンクリストヴァンのサンフランシスコ広場

場所: セルジッペ州サン・クリストヴァン
登録年:2010年
登録区分:文化遺産
遺産名:São Francisco Square in the Town of São Cristóvão





 16世紀後半、ポルトガルがスペイン支配下にあった時代(同君統治時代)に植民地ブラジルの東北海岸に作られた街がこのサン・クリストヴァンです。当時この地方の先住民インディオとの争いが絶えず、入植や交易の拠点が必要だったポルトガルは、1590年現在の州都アラカジュの南にある軟泥地帯に街を造り、これがサン・クリストヴァンの始まりとなります。
 その後丘の上の現在の場所へと街は移され、この地域の中心都市として、またサルバドールとレシフェの交易の中継点として発展しますが17世紀に入るとオランダのブラジル東北部侵攻のため街は完全に破壊され、18世紀初頭にはポルトガルの重税に苦しむ住民の蜂起など多難の歴史を辿り、19世紀には産業の近代化や鉄道の出現により20kmほど北にあるアラカジュへと州都が移転されます。
 現在は古都として知られるサン・クリストヴァンの街の特徴はスペインとポルトガルの同君統治時代に造られたため、ブラジルではめずらしいスペイン様式の街並みとなっていることで、サンフランシスコ広場を中心に整然と区画された中心街や数々の建築は事前の厳しい予想を覆し2010年にユネスコ世界遺産へと登録されています。
 行き方:州都アラカジュからバスで30分。