世界遺産 セラ・ダ・カピバラ国立公園 of ENCONTRO




capivara1.pngPhoto by Aureliano José Nogueira Neto

セラ・ダ・カピバラ国立公園

場所: ピアウイ州
登録年:1991年
登録区分:文化遺産
遺産名:Serra da Capivara National Park





 数多くあるブラジルの世界遺産の中でもあまり知られていないのがこのセラ・ダ・カピバラ国立公園といえるかもしれません。
 このピアウイ州の奥地にある渓谷の地形は約2億5000万年前に形成され、洞窟や絶壁の奇岩などその独特の地形と先住民が暮らしていた痕跡はあったものの、あまりに奥地にあるため、近年まで正確な調査がされず放置されていました。
 1980年代に調査団が入り本格的に調べたところこの渓谷には約3万点以上にも上る夥しい数の先住民による線刻岩絵群が見つかり、また、科学測定によりこれらの線刻岩絵は3万5000年以上前のものであることがわかり世界の考古学に一大センセーションを巻き起こします。
 これらの岩絵は先住民の日常生活や現在では絶滅した動物など大変貴重なモチーフが多くあるため、1991年ユネスコにより世界遺産として登録されました。
 現在アメリカ人類博物館基金(FUMDHAM)の管理のもとさらなる調査が行われ、5万年以上前の岩絵も見つかるなどまだまだ新しい発見がつづくセラ・ダ・カピバラ国立公園については、近郊のSão Raimundo Nonato市にあるアメリカ人類博物館で出土品の展示や解説が行われています。
 行き方:ピアウイ州都テレジーナから約500km、バスまたはツアー利用。

capivara2.pngPhoto by Aureliano José Nogueira Neto

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