世界遺産 オリンダ of ENCONTRO




miguel igreja empetur.jpgPhoto by TURISMO PERNAMBUCO

遺産名: オリンダ

場所: ペルナンブッコ州
登録年: 1982年
登録区分:文化遺産
遺産名:Historic Centre of the Town of Olinda




 大西洋に面し、ヨーロッパからも近いオリンダは16世紀初めブラジルが発見されて間もなくポルトガル人によって創立され、ペルナンブッコ(当時は州ではなく自治領カピタニア)の首府として発展しますが、17世紀には隣のレシフェから上陸したオランダによって占領されポルトガルの造ったこの町は徹底的に破壊されてしまいます。
 オリンダは防衛に適さないと判断したオランダはレシフェに本拠地を置き、現在も残るレシフェの都市としての基礎を築きます。オランダの統治が30年ほど続いた後にポルトガルが再びオランダを追い出すとオリンダは再びペルナンブッコの首府に戻り、ポルトガル式の街づくりが行われたため、2つの様式の教会や建物が建つ事になり、これがオリンダの魅力の基となりました。
 その後オリンダは砂糖産業の中心として、地域の中心都市として大いに繁栄しますが、18世紀に砂糖産業の勢いが衰えると本国ポルトガルから渡ってきたレシフェの新興の商人たちと砂糖農園主の間に争いがおこり、ポルトガル政府の支援もあり商人たちが勝利すると、レシフェとオリンダの立場は逆転し、ついには首府の座を奪われてしまいます。18世紀以降も度々歴史の舞台に搭乗するオリンダとレシフェですが、レシフェはその後州都として拡大して行ったのに対し、オリンダはそのまま取り残され現代にいたります。
 そのかわりにオリンダの街の建物や街並みは繁栄の時代そのままに残され、植民地時代の街並みが完全に保存された街として1982年にブラジルではオウロ・プレットに続いて2番目にユネスコの世界遺産へ登録されました。
 オリンダの名前の由来は16世紀にはじめてここを訪れた初代のペルナンブッコカピタニア長官が「なんと美しい!(oh Linda!)村を造るには最高の土地だ!」と言った事から付けられたのは有名な話となっています。

olinda1.pngPhoto by Christian Knepper / Embratur

olinda2.pngPhoto by Christian Knepper / Embratur

olinda3.pngPhoto by Christian Knepper / Embratur

olinda4.pngPhoto by Breno Laprov itera